「日本の取引所では物足りない」「色々なアルトコイン(草コイン)を売買したい」「大きく稼ぎたい」「ステーキングしたい」という方は暗号資産取引所「Binance(バイナンス)」がおすすめです。Binance は国内取引所ではなく、海外取引所になります。そのため、日本国内においては無登録になっており、日本金融庁から警告を受けている状態になっています(7月 9日時点)。
バイナンスについてはブログやニュースで紹介されており、仮想通貨を始める際に検討された方も多いと思います。
今回は「Binance の使い方」「利用するリスク(注意点)」「アカウント作成方法」についてご紹介します。
Binance について
Binance(バイナンス)は、2017年7月に中国で初期設立され、現在はシンガポール・マルタ・アメリカなどに拠点を構えた暗号通貨取引所で世界最大の取引所です。アルトコインの取り扱い数が豊富、手数料が安い、レバレッジ倍率の高さ、報酬オプションが充実しているのが大きな特徴です。
取引方法 | 現物取引 / 信用取引 / 先物取引 / P2P 取引 |
レバレッジ | 信用(最大 10倍) / 先物(最大 125倍) |
取引通貨数 | 700 以上 |
引手数料 | 一律 0.1% ※BNB建ての場合は最大 0.02% |
日本語 | あり |
入金/出金 | 入金は無料、出金は通貨ごとで異なる |
出金 | 無料 |
アプリ | Andoroid / iOS |
決済方法 | クレジットカード(日本円 可) / 銀行振り込む(USD)/ P2P 取引 |
バイナンスのメリット(良いポイント)
取り扱いコインが豊富
世界で最多のアルトコインを取り扱っており、日本では取り扱っていないコイン(銘柄)のが魅力です。日本の取引所で扱っているコインはバイナンスでほぼ買うことができます。扱っているコインが多いということは選択肢が広がりチャンスに繋がります。
エアドロップに対応している
エアドロップ(AirDrop)イベントにほぼ対応しており、対象のコインを保有しているだけで自動的にトークンがもらえます。日本の取引所によってイベントに参加しなかったり、トークン配布時期が不透明な事が多いですが、バイナンスだと早めに告知するので安全です。
IEO で格安で購入
IEO(Initial Coin offering)= 新規通貨公開で、株式のIPO(Initial Public Offering) = 新規株式公開 に当ります。抽選に当たったユーザーのみ購入する権利が与えられ、安くトークンを購入することができます。
バイナンスでも不定期に IEO イベント「Binance IEO」が実施されており、トークンの抽選に参加することができます。参加方法は「抽選式」「BNBを保有」の条件があり、抽選に申し込みする必要があります。
収益プログラム
暗号通貨を新しく購入しなくてもバイナンスで一定期間をコインを預ける / 貸し出す / 交換 などで報酬を得ることができます。
- セービング:バイナンスにコインを預金して利息を受け取るプログラム。
- ステーキング:コインのネットワークに参加しコインを貸し出して報酬を受け取れるプログラム。
- ローンチプール:特定の通貨でファーミング(採掘)することができる新しいコインを獲得できるプログラムです。
- スワップ:ペア通貨を交換に貸し出して利息を受け取れるプログラム。
P2P(Peer to Peer)もあり、取引所を通さずユーザー対ユーザーで取引ができるので非常に少ない手数料で交換することができます。
日本語に対応している
公式サイトが日本語に対応しており、ストレスなく利用しやすくなっています。
ページが 90%が日本語 に対応しています。また、多くのブログやSNSで「バイナンスの使い方」「最新情報」などが公開されているので国内取引所と同じように使うことができます。
身分証明書の提出なしで利用可能
日本の取引所の場合、身分証明の提示&審査してからアカウントが利用する形になりますが、バイナンスではメールアドレスの登録だけで暗号通貨の取引を始めることができます。
バイナンスに身分証明の提示と2段階認証の設定を行うと「取引額の拡大」「現金入金が可能」などの制限は外すことができます。
キャンペーン・アクティビティ
コンペティションやプロモーションが頻繁に開催されているので規定されたタスクや取引ラインクインなどを完了することで取引とは別の報酬金額を受け取ることができます。また、バイナンスステーキングとフレキシブルセービングの解放も行われています。
バイナンスのデメリット(使うリスク)
日本の規制に対応していない
バイナンスは金融庁による仮想通貨取引規制の基準や仮想通貨交換業登録を満たしていないこともあり、日本国内に拠点がありません。また、過去に金融庁からの無許可での日本国内で営業活動をしていたと警告を受けた経験があります。そのため、金融庁は日本居住者に対してバイナンスの利用を許可していない状態になっています。現状は日本からでもバイナンスを利用可能ですが、将来的に日本居住者は利用できない可能性があります。
2021年 6月に日本、イギリス、カナダ政府から警告を受けており、入金停止やサービス停止を受けています。
>> 日本、イギリス、カナダが警告──バイナンスは変わるか? | coindesk JAPAN
日本でバイナンスの事業展開について、2020年12月に創設者 CZ 氏は「日本への取引所 展開する可能性はありそうでない」とコメントしています。今後、金融庁の規制変更次第では、再参入の可能性はあります。
登録申請のルールを調査するにつれ、取引所が扱うことができるコイン数の制限が、当時すでに80の仮想通貨を上場していたバイナンスにとって、最大のネックだと判明したとCZ氏はコメント。当局とも交渉を重ねたが、最終的には金融庁からの正式通告を受け、日本市場への進出を断念するに至ったという。
バイナンスの日本参入、可能性は? CZ氏が語る今後の展望
日本円で出金はできない
日本円でのクレジットカード支払いは可能ですが、バイナンスから日本円で出金はできません。
日本円にする方法としては、次の方法があります。
- バイナンスから日本の仮想取引所に送金してから暗号通貨を売却し、日本円を銀行に出金する。
- P2P 取引での決済を日本の銀行またはLINE PAYなどで日本円として売却する。
または、日本円でなく USD として運用する方法があります。その際は日本の銀行口座ではなく Payoweer、Wise で USD として管理すると手数料コストが低くすることができます。
バイナンス アカウントの登録
バイナンス 公式サイトにアクセスし、「今すぐ登録」をクリックします。
※ このボタンからアカウント作成すると取引した仮想通貨の 20 %が毎回貰えます(キックバック特典)
英字(大文字と小文字の混同)+数字のパスワードを入力し、「アカウント登録」をクリックします。
矢印マーク「→」をクリックしている状態で透明になっているパズルが重なるまで右にスライドします。
アカウント作成で入力したメールアドレスに バイナンスからの登録メール「【Binance】Confirm Your Registration From 〜〜〜」が届きます。
そのメールに記載されている数字 6桁を覚えます。
アカウント作成ページに戻り、6桁の数字を入力します。
「バイナンスへようこそ」ページが表示されれば、アカウントの作成は完了になります。
アカウントに資金を追加するには「他の取引所から仮想通貨を入金する」「クレジットカードで仮想通貨を購入する」「P2P 取引で仮想通貨を購入する」の 3つの方法があります。
入金方法によって手数料が大きく異なりますのでご注意ください。
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