ベトナムで活動されている方なら、ベトナム人の結婚式に参加されたことがあると思います。当事者 新郎新婦として結婚式をした方はそんなに多くないかと思います。
ベトナム人 × ベトナム人 での結婚式は両家で同じプロセスを行いますが、
ベトナム人 × 日本人であれば、ベトナム側の親族を日本に召喚すると高額な費用がかかるので、日本人の両親がベトナムでの結婚式に参加するという形が一般的かと思います。
ここでは、ベトナム人 × 日本人 の結婚式=ベトナム側での結婚式 についてご紹介したいと思います。具体的には、中部 バンメトートでの結婚式になります。
結婚式について
ベトナムでの結婚式は日本と異なります。また、ベトナムの都市や地域によって、習慣や風習が異なります。
詳細についてはベトナム人パートナーとその両親に結婚式について尋ねてみてください。
結婚式に必要なモノ
結婚式に必須なリストは下記になります。
これもベトナム人の地域によって、必要なものが異なってきます。
- 結婚指輪
- お茶
- お酒 2升(銘柄・国 関係なし)
- 日本両親から結納品 ゴールド 3点(指輪、ブレスレット、腕輪)
- アオザイ(レンタル可)
- 結婚写真(前撮り)
結婚式 会場
基本的には、親御さんの家で行われる場合が多いです。客数が多い場合は、結婚式会場を借りることもあるようですが、実家で行うのが通例となります。
ベトナム人 同士であれば両家で結婚式が行われます、つまりは2回 行われます。
椅子やテーブル 等は業者から機材を借り、椅子やテーブルは自分たちでセットしますが、結婚式のステージ などの大規模なセットは業者に依頼して、組み立てしてもらいます。
結婚式 前日の前夜祭
前夜祭は、親戚や実家のご近所さんと食事会です。
男性陣は結婚式の準備、女性陣は前夜祭の料理で別れて行われます。
結婚式 当日
結婚式は、「身内のみの結婚宣言」「結婚披露宴」の2部制になっていることが多いです。参加者として結婚式に参加しているのは「披露宴」の方になります。
1部:身内のみの結婚宣言
結婚式 当日の身内だけの行う結婚宣言の儀式があります。
儀式と書いておりますが、民族的な行いではなく、宣言と形式です。
この儀式での服装は、アオザイ になります。
最初に実家のご両親が家に置いている先祖様(仏像) に報告を行い、お祈りを捧げるお線香を供えてします。続けて新郎新婦もお線香を供えて、拝借し祈りを捧げます。
身内の方を集め、実家のお父さんから新郎新婦 を婚姻した事を報告します。
その後、実家の身内から新郎新婦にゴールド 9990(日本では4K) のブレスレット / イヤリング / 指輪や現金(キャッシュ)などの結納品または結納金が贈呈されます。
以上で「午前中の結婚宣言」で終わり、1時間もかからずに終わります。
日本ではご祝儀が通例ですが、ベトナムでは結納品(ゴールド)になります。
2部:結婚 披露宴
友人や関係者を招いて結婚 披露宴を行います。
食事はケータリング サービス、進行役の司会は外部から依頼します。
定刻になるまで新郎新婦は参加者に見えないようには別室で待機します。時間になるとレッドカーペットの上を歩き、結婚式のステージ?に向かいます。
ステージにたどり着くと司会から新郎新婦の自己紹介が行われ、ベトナム側のお父さんが祝辞の後、シャンパン タワーならぬワインもどきでワイン タワーに注ぎ終わると結婚式は終わりになります。
結婚式の後は披露宴が行われ、いつものベトナムでの飲み会が始まります。
新郎新婦が各テーブルに挨拶周りを行います。
その後、見送りを行えば、結婚 披露宴は終わり、結婚式も終わりになります。
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