ホーチミン無職がマルチ ビザを申請してみた

コロナが明けて日本の水際対策も 2023年で終了したことでビザ申請が直接できるようになりました。
ベトナム・ホーチミンで無職の日本人がベトナム人のマルチ ビザを申請し、取得したときの内容をまとめてみました。

---

ベトナムでのマルチ ビザについて

マルチ ビザ (数次ビザ) は、許可された期間内であれば日本に入出国ができる何度でも使えるビザです。一方、シングル ビザは、日本に入国する度に事前に申請し取得しないと入国が許されない一度限りのパスです。
ビザの申請には入国目的や申請者との関係によって提出する書類が違い、書類審査も異なります。

マルチ ビザの有効期間は「最小 1 年」「最大 5年」です。提出書類を審査内容で与えられる有効期間が違います。

ここでは、日本人と結婚したベトナム人 (日本人の外国籍配偶者) 用にマルチ ビザ用に提出した書類がコチラです。

提出した書類について

渡航目的を説明する資料に「数次ビザが発給されなかった場合、一次ビザを希望」にチェックを入れておくと、数次ビザが不合格であっても一次ビザへの申請として扱われるのでチェックを入れておくことをオススメします。

在ベトナム日本国大使館の Web ページでは、「日本人の在職証明書」が必須書類と記載されていますが離職した場合は提出できません。
大使館に電話で問い合わせた所、直近の在職履歴では在職証明書ならないため、代わりに渡航費用支弁能力を証する資料を十分に用意することで良いとのことでした。
渡航費用支弁能力を証する資料では、ベトナム人パートナー名義の建物所有権利書 (通称：ピンクブック) を追加資料として提出しました。

書類を受理されると領収証が渡されます。この領収証が引換券となっています。また受け取り時に支払いします。
審査結果は提出した日から 10 営業日後に窓口に着いたときに知らされます。

審査結果

今回発行されたマルチビザは、 1年間の有効、 90日間の長期滞在許可という内容でした。
有効期間はシングルビザと同様に提出した日から有効になります

申請人の日本人が無職であってもマルチ ビザは発券できましたが無職が影響して有効期間は「1 年」になっている可能性があります。

Q&A：在ホーチミン日本国総領事館に聞いてみた