この記事では XRP Ledger 専用 Tip Bot の設定方法をご紹介します。
Chorus(CX1)のエアドロップや 各公式アカウントからのユーザへのチップなどでに利用されていたりします。今後、メジャーな受け取り方法の 1つになります。
Tip Bot とは
Tip Bot とは、Twitter のツイート/リプライでユーザーに少額のチップ(投げ銭)を渡すことができる bot です。
チップは指定された定型文とハッシュタグで送ることができます。受け取り側は対応するアカウント/ウォレットを設定していれば自動的に受け取ることができます。
※ Tip Bot の種類によって、対応しているアカウントや通貨が異なりますので利用する Tip bot のガイドラインをご確認ください。
必要なもの
- XUMM ウォレット
- アクティベート済みの XUMM ウォレットのアカウント
- XRP Ledger Tip bot
- Twitter アカウント(公開アカウント)
設定手順
XRPL用の Tip bot を利用するには XUMM ウォレットと同期しておく必要があります。
また、 Tip bot の同期認証は認証ツイートを投稿することで承認されるため、非公開アカウントの場合は利用することもチップを受け取ることもできません。そのため、公開アカウントにすることになります。

- XUMM ウォレットの起動します。
- Apps アイコンをクリックして [XRP Ledger TipBot] を選択します。
- [Sing In a Tweet] をクリックして指定された認証ツイートを同期させる Twitter アカウントで投稿します。

- 承認完了されると Tipbot の画面が切り替わり、同期完了になります。
- 指定 定型文を利用することでユーザーにチップを送ることができます。
- チップを受け取ると XUMM ウォレットにトークンが反映されます。
チップの受け取り方
チップを受け取る側は、受け取りの承認も必要ありません。だれかがチップを渡すのを待つだけです。

チップの渡し方
指定された形式で新しくツイートするか、リツートします。
複数の人数にチップを送る場合は返信ではなく、新しいツイートで送ることができます。ただし、返信の場合はアカウントが複数入っていても受け取れるのは返信と紐ついたアカウントのみ受け取ることになります。
チップを渡すフォーマットは次になります。
「+ AMOUNT CURRENCY @recipients #tipwithxumm」
↓
「+ 100 CSC @Yamada #tipwithxumm」

ツイートするとXUMM ウォレットでこのチップのトランザクション承認を行うことで送ることができます。
受け取り側が Tip Bot を利用していない場合は チップを渡せないのでウォレット金額はそのままになります。