Canon製 一眼カメラをWebカメラにしてWeb会議で使用する方法

Canon EOS Webcam Utility Beta

2020年5月にUSA-Canonから「EOS Webcam Utility Beta」というアプリケーションを公開しました。
従来であれば、映像キャプチャー・別ソフトを使用する必要がありましたが、このEOS Webcam Utility はUSB ケーブルでパソコンとカメラを接続するだけでWebカメラとして使用することができます。

※ 現在(2020年7月)はBata版と正式バージョンではないため、対象機種が限られていたり、デバイス認識が不安だったりします。

「EOS Webcam Utility」の導入方法とWindows/Mac でのWeb会議での使用検証をご紹介します。


Canon カメラをWEBカメラ化にする方法

必要なモノ

  • Canon製のカメラ
  • USB ケーブル(カメラとパソコンを繋ぐ適正な端子)
  • パソコン(Windows またはMac)
  • EOS Webcam Utility

導入方法

Canon カメラをWeb カメラ化するにはEOS Webcam Utility をパソコンにインストールするだけです。その後、設定などは不要です。
また、Windows / macOS ともに使用することができ、ただインストールするだけです。

※ Bata版のため、具合などが発生する可能性があります。

  1. USA-Canon公式のEOS Webcam Utility ページにアクセスします。
  2. Select your model から持っているカメラのモデルを選択します。
  3. カメラのモデルページの「Drivers & Downloads」からパソコンのOS モデルを選択し、「EOS Webcam Utility Beta X.X.X for XXX」をDOWNLOADをクリックする。
  4. ダウンロードしたアプリケーションを起動し、規約 等に同意しインストールを行う。
EOS Webcam Utility の導入方法

対応機種

公式ページでは次の機種が対応しているとのことですが、記載されていない機種も対応しているようです。

EOS DIGITAL CAMERAS

  • EOS-1D X Mark II
  • EOS-1D X Mark III
  • EOS 5D Mark IV
  • EOS 5DS
  • EOS 5DS R
  • EOS 6D Mark II
  • EOS 7D Mark II
  • EOS 77D
  • EOS 80D
  • EOS 90D
  • EOS M6
  • EOS M50
  • EOS M200
  • EOS R
  • EOS RP
  • EOS Rebel SL2
  • EOS Rebel SL3
  • EOS Rebel T6
  • EOS Rebel T6i
  • EOS Rebel T7
  • EOS Rebel T7i
  • EOS Rebel T100

POWERSHOT CAMERAS

  • PowerShot G5 X Mark II
  • PowerShot G7 X Mark III
  • PowerShot SX70 HS

接続テスト

EOS Webcam Utility Beta でZoom / Skype / Google ハングアウト / OBS studio でWebカメラとし使用検証を行いました。

検証カメラ

Canon EOS 60D

※公式ではサポート外の機種ですが、EOS 80D でインストールしました。

使用したデバイスOS

  • Microsoft Windows 10 64 bit
  • macOS Catalina 10.15.5

※Google Chrome OS はサポートされていません。

使用したブラウザ

Google Chrome

検証結果

WindowsMac
OBS Studio
Google Meet
Zoom(ブラウザ)
Zoom(Chrome 拡張機能)
Skype(ブラウザ/Chrome 拡張機能)
YouTube Live
Facebook メッセンジャー/Live
※ EOS 60D はサポート外のため、バツはマルになる可能性があります。

映像が出力されない…

Web会議サービスのカメラ選択で「EOS Webcam Utility」を選択していてもパソコンのディスプレイに映像が表示されないときがあります。

  • 別のWeb会議サービスでカメラを使用している場合。
  • パソコンが別のシステムでカメラを接続している場合。
  • サービス/アプリケーションがEOS Webcam Utility に対応していない場合

これらはWebカメラ デバイスとして認識されていないため、映像が出力されません。

別のオンライン会議サービスでカメラを使用している場合

現時点のバージョンでは複数のオンライン会議サービス 等で使用することができません。そのため、他のオンライン会議サービスを終了させ、使用する一つのオンライン会議サービスのみで使用してください。

パソコンが別のシステムでカメラを接続している場合

Webカメラではなく他のシステムとしてカメラと認識/稼働しているため、Webカメラとして認識していない状態です。この状態はカメラのディスプレイに「Busy」と表示されています。
そのシステムを終了させるか、カメラを電源をOFFにしてONに戻してください。

サービス/アプリケーションがEOS Webcam Utility に対応していない場合

macOS 10.14(Mojave)および10.15(Catalina)は一部のサービスについてはブラウザ上で動かないことが明記されています。

EOS Webcam Utility Beta ソフトウェアでmacOS 10.14(Mojave)および10.15(Catalina)では、次のアプリケーションではEOS Webcam Utility Betaがリストへの表示、機能が許可されていません。
・Safari(Google Chromeを使用)
・FaceTime
・Skype *
・Zoom*
・WebEx *
* 純正アプリケーションではなくGoogle Chormのブラウザ上での使用。

Now Available for Mac EOS Webcam Utility Beta Software: Share Your Feedback から引用し、日本語へ翻訳した文。

小技

Mac でOBS studio に接続したときにはWeb カメラとして認識されていませんでしたが、別のWeb会議でWebカメラとして認識させてOBS studioを起動させるとWebカメラとして認識することができました。

  1. OBS studio を起動し、Webカメラ として出力されていないことを確認する。
  2. OBS studio を終了させる。
  3. 別のWeb会議でWebカメラとして出力していることを確認する。
  4. Web会議を終了させる。
  5. OBS studio を起動し、Webカメラとして出力されていることが確認できる。

Web会議を向上させる便利なグッズ

三脚

カメラを机上にそのまま置いた状態だとカメラが不安定だったり、アングルが悪くなったりします。Webカメラ専用で三脚を購入するのは勿体ないので撮影用途して使用している三脚で十分です。新しく購入するならアルミニウム素材の三脚をオススメしますがカメラを設置するスペースもあるので三脚のサイズにはご注意ください。

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リングライト

部屋は天井にライトがあるため、必然として顔が暗くなってしまいます。デスクスタンドで工夫しながら照明を作ることはできますが、そんな苦労をするなら値段が高くない金額のリングライトを使ってしまったほうがキレイに写ります。
使ってみて分かったのですが想定していたよりも汎用性が高く、料理 / ペット / 家族写真 / 作品 と幅が広く使えました。サイズは用途にもよるのですが卓上よりは調整ができるスタンド型で光調整できるタイプがおすすめです。

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