【Google レポート】ベトナムにおける外出状況の変化について【コロナ影響】

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って人々の移動や生活がどのように変化したのかを表すレポート「COVID-19 Community Mobility Reports」がGoogle から発表されました。
このレポートにベトナムのデータもあるので確認してみました。


外出行動の変化

このレポートによると、ベトナムでそれぞれの外出先で移動量が変化したと記載されています。
このデータ比較対象 期間は、2020年1月3日から2020年2月6日までの中央値 となっており、旧正月前との比較になります。つまりは、中国の武漢市でコロナが騒ぎ出す前です。

このレポートには、外出先を6つカテゴリに分かれています。

COVID-19 Community Mobility Reports:レストラン・カフェ・娯楽施設
[Retail & recreation] レストラン、カフェ、ショッピングセンター、テーマパーク、美術館、図書館、映画館 など。

小売店やレクリエーション施設にいる人は-52%減、レストラン・カフェも含まれていますが、娯楽施設になります。

COVID-19 Community Mobility Reports:生活必需品店
[Grocery & pharmacy]食料品市場、食品倉庫、ファーマーズマーケット、専門食料品店、ドラッグストア、薬局 など

スーパー・薬局 にいる人は-29%減、生活必需品を扱っているお店になります。
生活必需品店は、ベトナム政府が発令した外出の原則禁止には含まれていないためか、他のデータと比べて減少率が低くなっています。

COVID-19 Community Mobility Reports:公園
[Parks]国立公園、公共ビーチ、マリーナ、ドッグパーク、プラザ、公共庭園など

公園や庭園 にいる人は-33%減。

COVID-19 Community Mobility Reports:公共交通機関
[Transit stations]地下鉄、バス、駅などの公共交通機関のハブ など

公共交通機関 にいる人は49%減。
市町村の管理機関なのでいち早く対処され、閉鎖が行われた理由もありますが、空港の一時閉鎖が大きのではないかと思います。
ただ、ベトナムで多く利用されているGrab タクシー などは、ここに含まれないと思います。

COVID-19 Community Mobility Reports:職場
COVID-19 Community Mobility Reports:職場

オフィスや職場 にいる人は20%減。

COVID-19 Community Mobility Reports:自宅
[Residential] 居住地

自宅にいる人は16% 増。

これらのデータはGoogle サービス:Google Map のロケーション履歴から匿名化されたデータ使用しているため、ある程度は信用できるデータかなと思います。
職場や自宅は他の外出先と異なっており、Google Map でユーザー自身で設定されないと表示されない場所になるため、数字は大きく変化するのではないかと思います。

このデータと実際の交通量や移動状態だとそんなにズレていないと感じます。

アジア各国との比較

先ほどみたいに各データの画像を掲載すると見辛くなるので、リストでの比較で見比べてみます。

比較地域はアジアになります。

  • Retail & recreation:カフェ・レストランを含む娯楽施設
    • 日本:−26 %
    • 韓国:-19 %
    • 台湾:-9 %
    • ベトナム:-52 %
    • インドネシア:-47 %
    • タイ:-55 %
    • マレーシア:−81 %
  • Grocery & pharmacy:スーパーや薬局などの生活必需品店
    • 日本:−7 %
    • 韓国:+11 %
    • 台湾:+3 %
    • ベトナム:-29 %
    • インドネシア:-27 %
    • タイ:-27 %
    • マレーシア:−58 %
  • Prak:公園や庭園
    • 日本:−25 %
    • 韓国:+51 %
    • 台湾:+17 %
    • ベトナム:-33 %
    • インドネシア:-52 %
    • タイ:-54 %
    • マレーシア:−68 %
  • Transit stations:バスや電車や空港なの交通機関施設
    • 日本:-41 %
    • 韓国:-17 %
    • 台湾:-24 %
    • ベトナム:-49 %
    • インドネシア:-54 %
    • タイ:-61 %
    • マレーシア:−83 %
  • Workplaces:職場
    • 日本:−9 %
    • 韓国:-12 %
    • 台湾:-1 %
    • ベトナム:-20 %
    • インドネシア:-15 %
    • タイ:-21 %
    • マレーシア:−52 %
  • Residential:自宅
    • 日本:+9 %
    • 韓国:+6 %
    • 台湾:+4 %
    • ベトナム:+16 %
    • インドネシア:+15 %
    • タイ:+16 %
    • マレーシア:+31 %